子供の頃は無邪気だったから高校野球が好きだったよ。
でも今ではほとんど見ないんだ。 (`・ω・´)
ドカベンの影響
ドカベンという漫画を知らない人はあまりいないと思うが、
若い人で実際読んだ人は少いと思う。
時代的に内容が古いのもある。
主人公山田太郎の家が畳屋とかほんとに内容が古い。
しかし当時小学生・中学生の高校野球人気を押し上げた
一つの要因であることは間違いない。
おっさんもきっちり最終回まで読んだよ。
高校野球にロマンがあるのは間違いないが
周りにいる人間の頭の悪さが目について見なくなったよ。
シビアな甲子園
今は2回の表・裏に校歌が流れるが昔は勝った学校だけが
試合終了後に校歌斉唱ができた。
1回戦で敗退すると校歌が一度も流れずそのまま帰っていくことになった。
また甲子園大会は春休み・夏休み中に開催するので日程がシビア。
今は休養日があるが決勝へ行く高校はベスト16から4日連続で試合とか
頭おかしいとしか言えない日程が組まれていたこともあった。
当時はあまり感じなかったが大人の都合で高校球児が酷使されるのは
気の毒でならない。
やっぱり今のようにスポーツ科学とか合理精神を持って
大会運営しないと駄目だね。
日和見高野連
星陵高校から巨人に行った松井秀喜選手が高校時代に5連続敬遠されるという
事件があったのを知っている人も多いと思う。
松井選手は一度もバットを振ることなく星陵高校は敗れた。
観客からずいぶんヤジが飛んだのであるが、その後高野連が敬遠策を非難した。
あれは日和見した高野連が悪い。
勝負事に後付のルールを課すのはおかしい。
最初からそういうルールを作っとけ。
ルールの中で勝機をつかむための策を巡らすことの何が悪いのか。
プロは一生懸命ではないのか
高校野球好きの、特に女学生(古いな)とかがよく言うのに
「高校野球は一生懸命だけどプロは一生懸命でない」という。
プロだって一生懸命に決まってる。生活がかかってんねんで。
高校野球と違って何試合もあるし先が長い。
一生懸命やるのはいいが無理して怪我でもしてシーズン棒に振ったら
来季の年俸ガタ落ちになる。
監督やコーチも責任を感じるだろう。
プロ野球選手は年俸制の個人事業主だから遊びでやる野球とは
一生懸命の方向が違うのである。
そもそも高校野球だって興行だから表でも裏でも金が動いている。
なんとなくインチキ臭い選抜
夏の甲子園大会は各都道府県から実力で出てくるが
春の選抜がなんとなくインチキ臭くて怪しい。
結局高校野球大会と言っても商売なので
実力よりも話題性のある学校が選ばれることがある。
1984年の大阪代表は順当に行けば近大附属だったのだが
非公開ブラックボックスの選抜システムで三国丘高校が選ばれた。
三国丘高校は府立の高偏差値の進学校で話題になるからだと
まあ陰口叩かれてたもんだ。
もちろん三国丘高校も実力はあったのですが、
まあ結局商売なんですね。
今後は高校野球を余り見ることもないだろう。 (`・ω・´)
コメント