おっさんは結構ヘビースモーカーだったが18年ほど前に禁煙した。
その体験談と思うところについて書いていこう。 (`・ω・´)
おっさんの喫煙姿勢
おっさんは家でタバコ吸うときは
台所で換気扇をつけて吸い、
灰皿に入れる前に水道の水で火を消していた。
喫煙場所が決まっているので寝タバコも絶対にしなかった。
外に出るときは常に携帯灰皿を持ち
喫煙場所を守りポイ捨てなんかは絶対しなかった。
禁煙直前に吸っていたタバコは
NEXT (タール 1mg、ニコチン 0.1mg)と
結構吸いごたえはあるが軽いものだった。
何時頃?きっかけは?
おっさんが禁煙したのは 2003年春。
当時はまだ禁煙外来なんかなくて
「これで会社をやめました」の禁煙パイポや
ニコレットとかいうタバコのきぐるみ着た
気持ちの悪いコマーシャルの製品があったぐらい。
きっかけは特にない。
ある日思い立っていきなり、としか言いようがない。
しかし、タバコは健康に悪いし火を使うし危ないという
意識は常にあった。
余談だが漫画家の横山光輝が寝タバコが原因で
亡くなったのはちょうどこの翌年だった。
やっぱりタバコは危ないと改めて思いましたわ。
甘えをなくす!退路を断つ!
禁煙すると決めたときに
1カートン以上あったすべてのタバコ、
灰皿など喫煙関係は全て捨てた。
失敗する典型は
あと一箱吸ってから・・・
徐々に量を減らして・・・
とかいうやつ。
禁煙は退路を断たないと絶対に成功しない。
禁断症状について
喫煙の禁断症状で辛いのは
ニコチン中毒とか言われるが
実際のところは
喫煙という行動ができない
この1点につきる。
ここでタバコ吸わんかったら
何をして生きていけばええんや!!
というぐらいに虚無感がすごい。
大げさに見えるかもしれないが
禁煙の禁断症状は本当にこんな感じで
喫煙経験のない人にはとうてい理解できない。
この喫煙できないときの虚無感・喪失感に
耐えられるかが禁煙成功のポイントになる。
禁断症状対策
禁断症状をごまかすには根性しかない。
よく言われる代替行動でごまかすしかない。
・深呼吸
・ガム・アメなど食べる
がよい言われるが
おっさんがやったのは
- かなり大げさにタバコ吸うつもりで深呼吸
- タバコを吸うと呼吸困難になって死ぬ!という強迫観念を持つ
- 直径10cmのタバコと灰皿が乗ったちゃぶ台をひっくり返すイメージトレーニング?
この3つ
1.は口を尖らせてタバコを吸うつもりで深呼吸する
2.は文字通りここでタバコ吸ったら死ぬ!と思い込む
3.は2.との合わせ技で脳内で作り出した
巨大なタバコが乗ったちゃぶ台を
「なんじゃいこんなもーん」
と言いながら
実際にアクションもつけて脳内でちゃぶ台返しを行うもの。
はたから見ると危ない人にしか見えないが
おっさんはこれらが効果があった。
もちろん個人差があるので他人への効果は
保証しない。
禁煙はダイエットよりきつい?
はっきりいってダイエットよりきついと思う。
本人の気持ち次第である上に数字で見えないので
いつまでやればいいのか先が見えないからだ。
ダイエット同様最低でも2週間から1ヶ月は
必要かなと思う。
実際のところ1ヶ月も経つと
禁断症状はほとんど出なくなっていた。
ダイエット同様で生活習慣を変えることと
同じなので生まれ変わるつもりでやるとよいだろう。
禁煙環境を作る
禁煙失敗のきっかけはほとんどが
酒・コーヒー・飲み会などタバコを連想させるものである。
あと、禁煙を邪魔してくる人にも注意だ
とにかく禁煙できる環境を作ることが大事。
1ヶ月ぐらいは我慢しよう。
幼児性との決別
話は変わるが喫煙者で
こういう人いないだろうか。
「タバコやめるぐらいだったら死んだほうがマシ」
という人。
まっとうで責任感のある社会人は
冗談でもこういうことは言わない。
軽々自身の生死を語るなど
アニメや漫画の見すぎでは、と思う。
喫煙者が多くいた昔と異なり、
現在少数派となったの喫煙者は
幼児性の強い人が多いように思える。
結局の所、喫煙者には大人になりきれていない、
責任感がない人が多いのではないだろうか。
おっさんも喫煙していた学生時代は
おんなじことを言っていたかもしれないが
現在はみじんにも思わない。
禁煙は生まれ変わるつもりで、
と書いたが禁煙は本当に人間が成長するための
1つのプロセスなのかもしれない
喫煙者は低学歴&低所得!数字が表す真実
厚生労働省の調査で
低学歴・低所得になるほど喫煙率が
高くなる傾向があるという報告がある。
https://www.mhlw.go.jp/content/000550455.pdf
上記当該資料の453ページから455ページを見てほしい。
国の報告書で出ているので
これは疑いようのない事実である。
確かにおっさんの勤める会社内を見ても
仕事のできる人で喫煙者はまず見かけない。
タバコはコミュニケーションツールか?
感情抜きに数字だけで考えてほしい。
喫煙者自体の数が減ってきている上に
喫煙者が低学歴・低所得の傾向がある以上
喫煙所でかわされる会話や情報などもはや
低俗で何の価値もないと言っていいだろう。
例外的な事象はあるかもしれないが
これは確率の話であって具体例の話ではない。
「会社の喫煙所で役員と会話できるうぅぅん」
とか言う人がたまにいるかもしれないが
役員が平社員のいる喫煙所にいるなど
とても上場企業などではあるまい。
そんな上場企業で係長もつとまらない
3流会社のバカ役員の話を聞いて
何の役に立つというのか。
これこそまさに低学歴・低収入の喫煙者が行う
無駄な会話・価値のない情報交換ではないのか。
おっさんは関西人やし実はかなり毒舌やで。
本当のことをズケズケ言うだけやけどな。 (`・ω・´)
百害あって一利なし。
人間として成長するためにも
喫煙者は頑張って禁煙しよう。 (`・ω・´)
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