おっさんは漢字が好きだよ。
書くのも見るのも好きなんだ。 (`・ω・´)
漢和辞典丸写し
ちょっとした目的があっておっさんは
漢字検定用の漢和辞典の漢字をすべて
正しい書き順で書き取りしたことがある。
特に漢検受験とかが目的ではなかった。
こんな字もあるのか、こういう書き順なのかと
改めて驚くことも多かった。
そのおかげでどんな漢字を見ても驚くことはことはない。
正しい書き順の効果
正しい書き順には意味がある。
正しくバランスよく書くためのものでもあるし、
共通認識として書き順がないと崩した字などが読めない。
漢字のデータベースもあるので気になった漢字を
一度見てみるといいよ。
漢字は表意文字
漢字は表意文字で、一文字や組み合わせで意味を持つ。
中国語とか見てもなんとなく意味が通じそうなのはそのためだ。
残念ながら漢字は音が残らない。ここがアルファベットとは
異なるところだ。そのため日本語の音読み訓読みと異なり
中国語ではほとんどの漢字は読みが一通りしかない。
日本人はその不便さを知っていたのかどうかはわからないが
平仮名・片仮名という表音文字も同時に使用するようになった。
そのおかげで和歌とか一部の古文書などの音や韻がわかるのだ。
漢字一辺倒だと今の中国語と同じになっていただろう。
漢字の危機
明治以前は公文書は漢文で書くのが基本だったため
明治初期までの生まれの人は読むだけではなく漢文や漢詩が書けた。
明治の軍人が漢詩を残しているのも漢文の素養があったからだ。
漢字は日本の歴史・文化・芸術を伝えるツールなのだ。
そんな漢字に危機があった。
戦後、GHQから漢字はなくしてローマ字にしてしまえとのお達しが
あった。さらには日本語の公用語をフランス語にしようなどと敗戦で
気が触れたのかと思われるようなことまで言う文学者もいた。
しかし当用漢字という「当分用いる漢字」という意味の漢字を定めるという
裏技でなんとかそのままどさくさに漢字を使用し続けることに成功した。
ナイス当時の日本人。
漢字がなくなっていたら古文書だけでなく近代文学も読めないところであった。
表意文字と表音文字の組み合わせという良いとこ取りの
日本語がなくならずにすんだのである。
簡体字よりも繁体字
今の中国の文字の主流は簡体字だ。
はっきり行って好きではない。
漢字は文字数が多いので書いたり覚えたり
印刷したりがめんどくさいというのは理解できる。
しかしやはり香港映画に出てくるようなややこしい漢字がすきだ。
とくにおっさんはジャッキー・チェンが好きだった
影響もあって「龍」という字を楷書と行書で
華麗に書くことができる。
ちなみにジャッキー・チェンの中国語表記は「成龍」。
「龍」という漢字が簡体字になるとなんか草書体を
そのまま楷書に戻したような字になる。
カッコわりい。やっぱり
龍
だよね。
日本人の財産、漢字。
みんなも気に入ったかっこいい漢字を見つけようぜ。 (`・ω・´)
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