親ガチャという言葉は今風だが
生まれによって当たり外れがあるのは当然だ。 (`・ω・´)
いつの世も生まれが重要
感情論を抜きにして考えてみてほしい。
生まれで苦労する人がいるのはいつの世でも同じ。
戦国時代の斎藤道三は徒手空拳から一生をかけて
やっとの思いで美濃一国の大名になった。
しかし一国の主の子として生まれた織田信長は
全国統一まであと一歩というところまでいった。
0を1にした斎藤道三と1から始まった信長では
生まれつきが違うためスタートダッシュがまったく違う。
いつの世も生まれによって人生の成果が変わるのは紛れもない事実なのだ。
最悪なのはいわゆる毒親
子供の可能性を潰すいわゆる毒親の子供が
親ガチャ失敗の典型例と言えるだろう。
こういう親のもとにいる子供は親を反面教師にして
さっさと独立するしかない。
これは親ガチャ失敗と言っていいだろう。
親子の縁は切れないのだ。
親元を離れて独立する方法は別途紹介したいと思う。
努力ではどうしようもない壁
世の中には努力ではどうしようもない事がある。
特に経済的な格差は覆せない。
IQの低い金持ちの子供とIQの高い貧乏人の子供では
IQの低い金持ちの子供の方が社会的に高い地位につく傾向にある。
いくら良い種でも良い畑に蒔かなければ良い実はつけないということだ。
斎藤道三と織田信長の話ではないが貧乏だと少々の努力では
金持ちに勝てないということを示している。
いわゆる貧困の連鎖というものは機会平等だけでは断ち切れないのだ。
強調される美談
おっさんが子供の頃は
「貧乏だけど苦学して東大に入った」
などの美談が幅を利かせていた。
そもそもそういう話はことさら少なく珍しい事象だから強調されるのである。
そもそも50年60年前なら国立大学の授業料も安く
アルバイトで学費・生活費をまかなえたが、
昨今国立大学でも授業料だけで年間50万以上もかかるので
経済的な事由が貧乏人にとって大きな関門なっている。
更に塾へ行く費用など捻出できない家庭など差がつく一方だ。
大学を出ることが全てとは言わないが
己の才覚だけで大成功を収める人間は苦学して東大に入る人間より少いだろう。
やはり高度な教育を受けて社会的に成功する下地を作るには
生まれつきが重要になるのだ。
なんとかして目をそらせようとする人たち
とにかくこういう不都合な真実がある以上、
「親ガチャ」などと言うのはけしからん
などといって隠蔽したい勢力が出てくるのは想像に難くない。
論点のすり替えも甚だしい。
感情抜きに考えれば生まれがその後の人生を
左右するのは間違いない事実だ。
親ガチャという語感に対する違和感はわからないでもないが
その裏にある真実までないことにするのはおかしい。
苦労する若者
今の老人の言う根性論は若者には通用しない。
もう時代と制度がむかしとは違うのだ。
若者の収入が激減している。厚生年金とか18.3%ですよ。
労使折半で税抜前の標準報酬月額の9.15%ももっていかれる。
しかも昔はボーナスから厚生年金は引かれていなかったが
今はボーナスからも引かれている。可処分所得は随分と減っている。
今の若者はお金がないのだ。何度も言うが昔とは違う。
ますます生まれが重要になってきている。
感謝を忘れないことが重要
いくら貧乏でも育ててもらった恩を忘れては行けない。
人間として最低限のマナーは持っておくべきだ。
しかしこれは事実を事実と認識することとは相反しない。
論点のすり替えに惑わされてはいけない。
真実を見抜く合理精神を持てよ。 (`・ω・´)
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